本格的な三線、琉装、沖縄料理を体験できる民泊。おいしい手料理に舌鼓!
集合場所から車で約5分、門構えの立派な家の玄関で「いらっしゃい、いらしゃい」と、温かく迎えてくれるのは、お父さんの勝正さんとお母さんの艶子さん。広々とした居間には、沖縄代表的な楽器三線がずらり。師範の資格を持つ勝正さんは村内の公民館で三線を教え、また艶子さんは琉球舞踊と料理の達人です。
少し休憩後、村内観光へ。まずは東村立山と水の生活博物館。東村で生息している生物の標本と昔の生活に使われていた道具など貴重な資料を展示。言葉が分からなくても、東村の自然の豊かさがわかりおもしろい。その後自慢のパイン畑へ。天気のいい日であればパイン畑で農業体験も。帰りにはパイン畑や福地ダムなど地元の方でないと分からない絶景スポットにもドライブします。
家に戻ったら、艶子さんと料理の体験。艶子さんは那覇の学校に招かれ、給食の料理講習会をするほど、料理上手。この日は沖縄家庭料理のそうめんチャンプルーを教えてもらいました。レシピも簡単で、すぐ手に入る食材を使うため自分でも作れそう。何より嬉しいのは「沖縄のお母さん直伝の味」なので、自慢できること。
食事後は女性にうれしい琉装体験。一般的なお店の場合、高くて時間もかかりますが、艶子さんが手際よく着付けくれます。和風のふすまの前で記念写真、琉球王国のお姫様気分に。勝正さんは三線の弾き方や楽譜の読み方を教えてくれます。一家囲んで、音楽を楽しみながら、ワイワイと楽しみます。
今回民泊体験に参加したケンさん、あさみさん夫婦とエミナちゃん。訪れる前は小さな子供を連れて大丈夫かどうか少し不安も。訪れたときに比嘉さん夫婦が温かく迎えてくれるのを見て、気持ちはほっと安心。子育ての心配ごとは、子育てベテランの艶子さんが全部理解してくれて、子供の世話も見てくれ、気を使わなくても大丈夫。風呂はマットを張っているので、子供でも安心です。
自然に囲まれ、地元の人と触れ合って、普段なかなかできない体験ができた1泊2日。「自分は親としてまだまだ新米だければど、人生の先輩から色んなことが勉強でき、一晩だけても家族三人が大きく成長したような気がしました。子供がもっと大きくなったら、絶対また民泊のお父さんとお母さんと会いにいきたい」とあさみさん。
沖縄の東村はとてもいいところ、ここに来たら元気になれますよ!何回もめんそーれ(沖縄の方言で「いらっしゃいませ」の意味)!お母さんのおいしい料理を食べに来てください。琉装体験もできます。